
深沢地区では、こころとからだの健康を大切にする暮らし「ウェルネス」をテーマにしたまちづくりを進めています。今回はそのウェルネスを実現するための第1歩である「ウォーカブル(居心地が良く歩きたくなるまちなか)」についてご紹介します。
ウォーカブルってなに?
ウォーカブル(居心地が良く歩きたくなるまちなか)とは、単に「歩きやすい」というだけでなく、歩くこと自体を楽しめ、思わず歩きたくなるようなまちのことです。
世界中の多くの都市で、街路空間を車中心から人中心の空間へと造り変え、沿道と路上を一体的に使うことで、人々が集い憩い多様な活動を繰り広げられる場としていく取組が進められています。
鎌倉市も歩行者等の目線に立った、安心して歩ける道路空間づくりの検討を進めており、令和元年度(2019年度)には国が進める「ウォーカブル推進都市」に加わりました。
鎌倉の風景を大切にした、深沢のウォーカブル
鎌倉の魅力は、豊かな自然と歴史ある道がまちのすぐそばにあること。深沢地区もその一部として、平坦な地形、周辺の緑や歴史をいかしながら、日々の散歩が楽しみになる歩行空間をつくります。


賑わいの中心 緑あふれるシンボル道路
深沢地区のシンボル道路(湘南モノレール「湘南深沢駅」とJR東海道本線の新駅をつなぐ道路)は緑に包まれ、車道・自転車通行帯・歩道を分け、安心して歩ける通りにします。
駐車場はまちの外周にまとめ、ゆったりと歩ける環境を整えます。
建物は歩道から少し後退させ、ゆとりのある空間をつくります。1階にはカフェなどのお店が並び、交差点にはベンチのある広場をつくり、散歩中の休憩や出会った人との会話のできる場所にします。
つながる遊歩道
グラウンドや公園、さまざまな活動のできるオープンスペースを歩行者通路でゆるやかにつなぎます。水や緑に触れながらのんびり散策できる道や、歩きながら建物の表情をそばで感じられる道を取り入れ、目的地だけでなく「道そのもの」も楽しみになることをめざします。
みんなの暮らしの風景
新しい深沢のまちを歩くと、家族連れが公園でピクニックを楽しむ姿や、友人同士がカフェのテラスでおしゃべりする光景に出会い、そんな風景が日常に自然と広がっていることを感じます。
子どもたちはゆったりとした歩道を歩きながら遊ぶ約束を交わし、大人たちも立ち話に盛り上がり、地域のつながりが育まれています。夕方になると、散歩をする人たちが街路樹の下で足を休め、ほっと一息つく時間が流れています。
歩くことで出会いが生まれ、まちの魅力が広がっていく。
そんなウォーカブルな暮らしを目指し、計画を進めています。





