
こんにちは。庁舎整備課です。
鎌倉市では現在、深沢地域での新庁舎整備に向けて、これまでの計画を見直し、「整備手法の再検討」を行っています。
令和8年(2026年)10月9日に、第2回「新庁舎等整備手法検討会議」を開催しましたので、その内容をお伝えします。

会議の様子
今回のポイントは?
今回は主に、「他都市の先行事例」をまとめた資料をもとに、鎌倉市で生かせることや、今後どのような基準(評価軸)で整備手法を選んでいくべきかについて、委員の皆さんから様々なご意見をいただきました。
会議で話し合われた4つのポイントをご紹介します。
1 全国の「複合施設」から学ぶこと
他都市の先行事例では、公共と民間が連携して公共施設を整備した事例について、調査結果の報告を踏まえて、意見が交わされました。
深沢地区が目指す「ウェルネス(健康)」のテーマに合わせて、人が集まり地域経済が活気づくような施設は魅力的である一方、渋滞や地域住民との摩擦が生じる心配もあります。そのため、鎌倉にふさわしい適切な規模を見極める必要があるという意見が出されました。
2 事例を読み解く「4つの視点」
他都市の事例を鎌倉市の計画に生かすため、次の「4つの視点」で整理すると分かりやすいという提案がありました。
市有地の活用
市の土地や余剰容積を貸す・売ることで、どの程度の収益を生みだせるか。
運営の民間活用
民間のノウハウを活用して、施設をいかに活性化できるか。
資金の集め方
寄付や補助金なども含め、多角的な資金集めをどう組み立てるか。
地域性
鎌倉・深沢らしい施設とは何か、応援してくれるファンがどれだけいるか。
他都市の事例を、これら4つの視点で整理することで、市民にとってもよりわかりやすい議論が可能になるという意見が出されました。
3 市民にとっての価値と民間企業のメリットの両立
民間の資金やノウハウを活用するには、「民間企業が自分たちのお金を出してでも、この事業に参加したいと思えるか」という、民間側のメリットをしっかり考えることが非常に大切だという意見も出されました。
一方で、新庁舎は市民サービスやまちづくりを支える公共施設です。民間からの投資を引き出し、経済効果と市民への還元を両立させることが整備手法を考える上で特に大切な視点として挙げられました。
4 災害時にも頼れる拠点に
他都市の事例にあるスタジアム・アリーナの整備を引き合いに、普段使っている設備を災害時にも役立てる「フェーズフリー」という考え方についても話し合われました。
災害は行政区画を越えて発生するため、近隣都市も含めた広域的な災害対応拠点としての役割が求められるのではないかという意見が出されました。
今後はどう進めるの?
次回は、実際に官民連携事業を手がける専門家を招いて、より実務的で踏み込んだお話を伺う予定です。
市民の皆さんにも検討の状況が伝わるよう、今後もわかりやすい情報発信に努めていきます。
📅 次回のお知らせ
第3回検討会議を開催します。
日時:令和8年(2026年)11月17日(火) 13時30分〜16時00分(専門家からの講義は非公開情報が含まれるため、傍聴は15時30分から)
傍聴の申し込み期間:11月2日(月)〜11月9日(月)

