令和7年(2025年)10月4日(土)に、陣出遺跡発掘調査現地説明会を実施しました。
午前の回は予定どおり実施し、午後は降雨のため、中止としました。
現地説明会には約370名の方々にお越しいただき、調査員の説明を熱心に聞いてくださっている様子がうかがえ、埋蔵文化財や深沢の歴史を身近に感じていただけた良い機会となりました。
午後の回に参加を予定されていた方にも、このレポートで当日の様子が少しでも分かるようにお伝えします。
また、当日いらした方も、振り返りとして見ていただけますと幸いです。
「陣出遺跡」とは
「陣出遺跡」は、鎌倉市寺分字陣出及び上陣出一帯に広がる遺跡で、神奈川県の遺跡台帳では弥生・奈良・平安・中世 社寺跡・遺物散布地として周知されており、令和7年(2025年)6月から、A区、B区の計2,600㎡を対象に発掘調査を実施しています。

遺跡範囲及び調査区位置図
(奈良時代)
(奈良時代)
今回の発掘調査でわかったこと
A区では、奈良時代の竪穴住居址1軒(SI-4)等が発見しました。

竪穴住居址(SI-4)
(奈良時代)
(奈良時代)
B区では、奈良・平安時代の竪穴住居址1軒(SI-10)、同時代の土坑1基(SK-9)等を確認しました。

竪穴住居址(SI-10)
(奈良・平安時代)
(奈良・平安時代)
奈良・平安時代の土器(土(ど)錘(すい)、土師器(はじき))等のほか、縄文時代の遺物(土器・黒曜石)も出土しています。

出土品①

出土品②
当日お配りした資料
当日は来場者に資料をお渡しして、実際に遺跡を見て回っていただきました。 資料には周辺の歴史やこの土地が昔どんなことで使われていたなど詳しく説明していますので、ぜひお読みください。

説明会の様子(B区の竪穴住居址の煙道等の説明)

説明会の様子(A区の竪穴住居址のつくりの説明)






